連載

ブラック企業にならない為に【54】「パワーハラスメント対策⑧」

おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャインの代表社員、中村です。

【パワハラ対策⑥ 再発防止のための取組】
厚生労働省 『あかるい職場応援団』 再発防止のための取組

■ポイント
○再発防止策は予防策と表裏一体です。予防策に継続的に取り組むことが再発防止につながります。
○取組内容の定期的検証・見直しを行うことで、より効果的な再発防止策の策定、実施に取り組みましょう。

【再発防止策】
大きい枠組みとしては上記の解説ページをご覧頂ければよいと思います。

ただ、起きてしまった事案に対しての処置を行ったあと、同様の事が起きないようにするとしても、実際中小企業で取り組めることにはかなり限りがあると考えられます。例えば、ある程度規模がある事業所であれば、働く場所、部署を変更するなど、異動させる等が考えられると思いますが、10人未満の事業所では中々そうもいかないでしょう。

「教育」という堅苦しいものではなく、「こういったことが問題となり得る」というようなことをきちんと伝えながら、再発する場合には懲戒を重ねて実施していくことを本人に伝えるなどしていかなければいけないと考えます。そうなると、10人未満の事業所であっても就業規則の整備が必要になると考えられます。

【自社だけで対応が難しい…】
パワーハラスメント全体に言えることですが、深刻なケースであれば、自社だけでの対応ではなく弁護士や社労士、最寄りの相談窓口などへ早めに相談することも大切です。

いわゆる「ハラスメント」に関する問題が生じた場合は、とにかく初動の部分が非常に重要なので、自社で悩まずに早めに専門家等に相談するのが解決の早道です。

以前もご紹介していますが、岸田 鑑彦弁護士の書籍が参考になる部分も多いと思いますので、紹介させて頂きます。


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書籍紹介

【書籍紹介】組織を動かすコミュニケーション力

おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャインの代表社員、中村です。



関与先でコミュニケーションに関する研修をしてほしいという要望を受けて、その際に活用したのがこの書籍。

「社内でのコミニュニケーションがうまく取れない」というケースにおいて、問題は色々あると思いますが、ひとつは「言葉の共有(ツール)ができていない」可能性があります。

たとえば上司が「Aをやってほしい」といった場合、それを受けた部下が「A」をきちんと「A」と理解せず、自分なりの理解で「A’」になってしまったり、全く別物の「B」と捉えてしまったり、ということは少なくないと思います。

そもそもなぜこうしたことが起きるのか…と考えると、その人それぞれ育った環境や背景が異なる為、それらが違うということを前提にコミュニケーションを取らなければいけません。

この書籍はそうした問題に対して、具体的な研修ツールも紹介していますので、定期的に社内でこうした研修を行うことで改善が図っていけると考えられます。また研修を通じて、社内での共通言語を作っていくというのもよいと思われます。

コミュニケーションについて悩んでいるけど、何から始めればよいか分からない…という事業所様はぜひ参考にして頂ければと思います。

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ブラック企業にならない為に【53】「パワーハラスメント対策⑦」

おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャイン、代表社員の中村です。毎日、暑いのと雨とで大変です!

【パワハラ対策⑤ 相談や解決の場を提供する】
厚生労働省 『あかるい職場応援団』 相談や解決の場を提供する
前回の続きです。

【相談対応手順】
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具体的内容はページをご覧頂ければと思いますが、実務的な部分で特に注意したのが、相談したことが周囲に漏れてしまい、問題があらぬ方向に発展してしまう等の『二次被害』です。

相談対応者(もしくは担当部署)が、相談内容を厳重に取り扱うのは当然ですが、受けた内容について相談者がどこまで求めるのかをよく確認することも重要と考えられます。具体的に、今回はヒアリングのみで終わりでいいのか、実際に起きた問題について調査を求めているのか、等など。

相談者が望んでいない対応をすることで、違ったトラブルに発展することもあるでしょうから、この点はよく注意して頂きたいと思います。

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年次有給休暇がない会社!?

おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャイン、代表社員の中村です。

【年休がない会社?!】
このブログでも何度か書いていると思いますが、世の中には「年次有給休暇(以下、「年休」)がないとおっしゃる社長が非常に多く驚いています(笑)。

年休は「労働基準法」という法律に規定された、すべての働く人に対しての権利なので、『年休がない会社』というのは日本にはないはずです。

「年休を与えたくても、会社に余裕がないから与えられない」という相談も数多くありますが、立派な会社で年休がない会社はないでしょう?中小企業でも、質の高い労働をしている会社で年休がないところは、ほとんどないでしょう。

今の時代、スマートフォンで簡単に年休のことは調べられてしまいます。『厚生労働省 有給休暇ハンドブック

これからの人手不足の時代、「年休がない」はもはや通用しませんし、そういう会社では社員の定着率は落ちるばかりでしょう。定着率が下がるということは『せっかく教育した社員が辞めてしまう=会社のレベルが上がらない』という悪循環に陥ります。

最近のアンケートでは「お金よりも休み」と答える若者が増えていることからも、年休は(法律的には当然ですが)「ないといけないもの」になっています。年休の相談を受けた時に、適法に与えた場合の日数をお伝えすると多くの会社はぞっとした表情になりますが、「年休を与えられる会社になる」はもはや越えなければ行けないハードルとなっています。

残念ながらこれに特効薬はありません。私も「年休がない会社に長く勤めたいですか?」と、会社の立場に立てばこそ、働く人の視点で会社にお伝えしています。

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ブラック企業にならない為に【52】「パワーハラスメント対策⑥」

おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャイン、代表社員の中村です。暑い暑いと8月に入ってしまいました。

【パワハラ対策⑤ 相談や解決の場を提供する】
厚生労働省 『あかるい職場応援団』 相談や解決の場を提供する

■ポイント
○従業員が相談できるように相談窓口を設置しましょう。
○相談しやすくするために、相談者の秘密が守られることや不利益な取り扱いを受けないこと、相談窓口でどのような対応をするかを明確にしておきましょう。

【相談窓口の設置】
ある程度の規模の事業所になれば、リスク回避の為にパワハラの相談窓口の設置も検討されると思いますが、中小企業では中々こうしたところまでいかず、形だけは作っても実態を伴っていない場合も多いと思います。あるか・ないかで言えばあった方がよいので、是非、相談窓口の設置には前向きに取り組んで頂きたいと思います。

【相談担当者】
窓口を設置しても、相談担当者のレベルによってその質は格段に違ってきます。解説ページも参考にして頂きながら、自社でどう相談に対応するかを決めておくことが大切です。
担当者向けに「研修資料(参考資料3、4、5、6)や「相談窓口(一次対応)担当者のためのチェックリスト」(参考資料10)」も参考にしてください。

ボリュームがあるので次回に続きます!

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「労務管理=美容」

こんにちは、山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャイン、代表社員の中村です。7月も残り数日ですね!

先日『鳥飼重和の企業参謀の条件(ポッドキャスト)』を聴いていた中で、「法律は予防的に使うというよりも、「美容」のように絶え間なく改善をしていくもの」というお話がありました。

私も、ある先輩社労士の「社労士は中小企業の相談医のような存在」という言葉に共感していましたが、上記はより突っ込んだ表現かつ本質に近いように思います。

「美容」である以上は、食物、運動、生活習慣、すべてを総合的に改善しなければ手に入りません。労務管理も、見た目だけをよくする化粧やその場限りのダイエットでは、根本的な解決にはなりません。

良い言葉を頂けたという気持ちで、今後はお客様と一緒に「労務管理の美容」を目指していきたいと思いました。


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ブラック企業にならない為に【51】「パワーハラスメント対策⑤」

こんにちは、山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャイン、代表社員の中村です。今月も飛び回って、あっという間です!!

【パワハラ対策⑤ 社内での周知・啓蒙】
厚生労働省 『あかるい職場応援団』 社内での周知・啓蒙

■ポイント
○組織の方針、ルールや相談窓口などについて、積極的に、周知に取り組みましょう。
○周知と具体的な取組が一体となったものとなるようにしましょう。
○計画的かつ継続した周知を実施していきましょう。

【周知の目的】
前回までの教育にもかかる部分と考えられますが、「パワーハラスメントはやってはいけない」、「パワーハラスメントとはこういうこと」といった具体的な話を他人事でないように伝えていく事が重要と考えられます。
問題の当事者ほど「私には関係ない」と感じてしまう事が多くあるようなので、すべての人が問題の対象になり得ることを伝えることが大切でしょう。

【周知の方法】
リンクページで、以下のようなものが紹介されています。
○トップ自らが、取組方針を周知
○人事部門や組織長による具体的取組内容の説明会の実施
○相談窓口の案内
○ポスターの掲示
○その他の周知

事業所でお話を伺うと「すぐにパワハラと言われる」ということで、上司・部下共にパワハラをきちんと認識せず、なんでも自分がストレスに感じることを「パワハラ」と表現する事例が多いようで、必要な注意も行えないということが起こっているようです。

業務上必要な注意をすることは、パワハラではないというきちんとした理解がないと、会社の秩序もおかしくなってしまう為、周知活動を行う中で、パワハラとはどういうことかを知っておくことが大切です。

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事業所の労務管理に対する姿勢

こんにちは、山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャイン、代表社員の中村です。身延は絶好調の暑さです(笑)。

【労使紛争を起こすまいという姿勢】
これまでも労務管理関係の相談、特に紛争に発展しそうな内容がありましたが、このところ回数は増え、内容も複雑化しているように感じます。

当然、社労士として御客様を全力でサポートするのですが、やはり外部者である社労士の力が及ばないことが多く、一つ重要なのは「労使紛争を起こすまい」という会社の姿勢だろうと思います。

すべてがそうとは言い切れませんが、やはり労務管理のレベルではなく、意識的にそうしたことに取り組もうという会社はトラブルも少なく、こじれそうになる前に意外と決着する傾向にあると感じます。

何でもかんでも社労士を頼って頂く、それはそれでありがたいことですが、本質的にはやはり事業所様が前向きに紛争を防ごうという空気感が非常に重要と感じます(最近連載で触れているパワハラ、セクハラはまさにその集大成でしょう)。

【書面は大切】
また中小は書面を残すのが非常に苦手なので、その点は社労士のサポートが重要と考えますが、そこも苦手意識だけで取り組む姿勢がないと、やはり改善は難しいでしょう。書類=証拠として、後に問題が大きくなると、これがあるかないかは結果に大きく影響します

労務管理をする上で書面の使い方は非常に重要で、今回は参考になる1冊を御紹介します。是非、お手に取って、どのように書類を使うのがよいのかを御検討頂ければと思います。私もこうした書籍を参考に、御客様から書面作成のお手伝いをすると非常に喜ばれます。


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ブラック企業にならない為に【50】「パワーハラスメント対策④」

こんにちは、山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャイン、代表社員の中村です。算定基礎届の業務が続きます…。

【パワハラ対策④ 教育をする】
厚生労働省 『あかるい職場応援団』 教育をする

■ポイント
○教育のための研修は、可能な限り全員が受講し、かつ定期的に実施することが重要です。中途入社の従業員にも入社時に研修や説明を行うなど、漏れなく、全員が受講できるようにしましょう。
○管理監督者と一般従業員に分けた階層別研修の実施が効果的です。ただし、企業規模が小さいなどの場合は、管理監督者と一般従業員が一緒に研修を受講してもよいでしょう。

教育用の資料が下記ページよりダウンロードできます。
パワハラ関係資料ダウンロード

教育というと、つい身構えてしまう部分もあると思いますが、上記の資料を用いるなどしながら、出来るだけ受講者目線にハードルを下げて、判りやすい言葉で実施するのがよいと考えます。

また単発で研修を実施して終わりにしてしまう事が多いと思いますが、これはひとつの文化・習慣づくりが重要と考えられることから、出来るだけ繰り返し実施するのが必要と考えます。出来れば、何かのミーティングの際に定期的に一度こうした内容を含めて研修を行うなど、習慣化させるのが大切でしょう。

以前の内容でも触れていますが、パワハラは問題で、会社から無くしていくという強い意向がなければ、形式的なものだけになってしまうので、ただやるだけの研修とならないような工夫も合わせて必要と考えます。

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ブラック企業にならない為に【49】「パワーハラスメント対策③」

こんにちは、山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャイン、代表社員の中村です。相変わらず暑苦しい日が続きますね!

【パワハラ対策③ 社内アンケートなどで実態を把握する】
厚生労働省 『あかるい職場応援団』 社内アンケートなどで実態を把握する

アンケート実施について…
○アンケートでの実態把握は、対象者が偏ることがないようにしましょう。
○より正確な実態把握や回収率向上のために、匿名での実施が効果的です。

社内アンケートについては、上記ページからダウンロード可能です。
アンケート実施マニュアル
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アンケート実施することで、パワハラの有無を確認したり、社員の意識について確認ができますが、規模が小さい会社の場合には、回答者が特定されてしまうおそれもあることから、実施方法に工夫することも必要です。上記ページでも『そのような小規模の企業の場合は、Webアンケートで実施する、ヒアリングや個人面談の機会を活用するなどの工夫をするとよいでしょう。』としています。


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社会保険労務士法人シャイン

社会保険労務士 中村仁

山梨県南巨摩郡身延町の社会保険労務士法人シャイン 代表社員の中村 仁です。

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山梨県南巨摩郡身延町波木井1372
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H24.10 セミナーの様子です。


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山梨県峡南地域【身延町、南部町、富士川町、市川三郷町、早川町】、静岡県東部【富士市、富士宮市】を中心に対応しています。